英語 学習法

英会話の学習をされている方においては、それぞれ何かしらの目的があっての事かと存じます。

 

「英会話」ができる、というのと「英文読解」ができる、というのはまるで別次元の話になります。「会話は出来るけど読めない」、という人もいれば「読めるけど会話が出来ない」という人もいます。

 

日本人のほとんどが2番目のパターンです。

 

 

近年は学校でも会話の能力を伸ばす授業を多く取り入れるようになってきましたが、以前はひたすら英文を読み込んで、それを和訳するという授業が長い間行われてきました。そのため高校3年生位にもなればかなり難解な英文を読めるのに、会話は幼児レベルというおかしなことになってしまいました。

 

理由は簡単です。授業で会話の勉強がほとんど行われてこなかったからです。皆さんに責任はありません。学校教育の問題です。

 

 

たしかにネイティブのALT(英語指導助手)も20年以上前から現場で活動していますが、生徒一人ひとりと関わる時間が少なく、授業も日本人教師によるものがメインとなるので会話の上達効果は乏しいようです。ただ、外国人に慣れる、異文化や違う価値観に触れる、という面では効果があるようですが、、。

 

かく言う私も中学時代にカナダ人のALTが上下パジャマのような格好で授業に来てカルチャーショックを受けた経験があります。また小さな町でしたので外国人はとても珍しく「あぁ、こんな容姿の人もいるのか」と感慨を受けたものです。

 

英会話をしたくても周りに英語を話す人がいない、というのが英会話を上達させたい人の悩みの種のようです。周囲に英語ネイティブの知人、友人が居る人はかなり恵まれています。いつ帰国するか分らないし、ぜひ積極的に話しかけて友好を深めてください。

 

 

多くの日本人は外国人と接する機会が少ないか、全く無いのが現状でしょう。そこで英会話学校などを利用する方が多くいらっしゃいますが、実は高いお金を払っても英会話学校で話せるようになる人はあまりいないのが実情のようです。「英会話学校に行けば話せるようになる」というある種の幻想です。
英会話学校は会話の実践の場であり、プライベートでしっかりと単語や文法の勉強をしておかないとほとんど意味がないのです。

 

外国人の友達を作って生で英会話をする、というのはとてもエキサイティングなものです。

 

ひとつオススメの方法があります。みなさん、ユースホステルという宿泊施設をご存知でしょうか?これは日本を含む世界各地にあり、素泊まりで4000円、会員になりますと3000円位です。夕食は1000円、朝食は600円位が相場になります。一泊二食で5000円、、ビジネスホテルとあまりかわらないですね。そして、ユースホステルは世界に4500ヶ所、日本には350ヶ所ほど存在するといわれています。地域によっても違いますが、この施設を利用する外国人がとても多いのです。部屋は同性相部屋が基本になります。

 

閑散期もあるので、行ってみたら客が自分ひとりだけ、なんてこともありますが、そのあたりは施設の人に連絡して状況を聞いたり、外国人と相部屋にしてもらえるよう調整することができます。夜に色々語り合ったり、宿泊当日や翌日に「一緒に行動しませんか?」と誘ってみると良いですよ。気分転換も兼ねて、一人旅してみると大いに刺激になること請け合いです。

 

 

 

中学英語が英会話の基本

 

中学校で習う英語は木で言えば幹のようなものです。高校で習う英語は英文読解が中心で、枝、葉に当たります。

 

中学英語をマスターしていないと、どんなに高校英語を勉強しても、なにかあやふやになってしまうのです。中学英語さえマスターすれば(リスニングの勉強も含めて)英語の日常会話について困る事は少ないでしょう。

 

極論かも知れませんが英会話を身につけるのにビジネスレベルの英会話が必要な方は別として、高校、大学で学ぶ英語はかえって邪魔になってしまうのではないかと思うくらいです。

 

 

わたしの持っている中学生用のテキストは、もはや愛読書となっています。

 

学校で使うテキストはなく、書店で市販されているものです。かれこれ10年以上持ち続けています。わたしにとってはバイブルのようなもので、中学英語の参考書を開いて見ているときは、漫画を読んでいるときのように楽しい気分です。

 

今現在、日常会話やビジネスレベルの英会話をマスターしている方でも、時々中学英語を振り返ってみていただきたいと思います。英会話は慣れて使い続けていると、だんだんとブロークン(くだけた感じ)になってきます。すると基本を忘れてくるのです。

 

いま中学生のひとは学校や塾での英語のクラスを一生懸命頑張ってください。高校での苦労が少なくなります。社会人で最近勉強を始められたり、これから始めようと思っている方は中学英語の完全マスターをめざしてください。理想としては問題集を解いてみて、いつも90点以上が取れるくらい。

 

 

文法用語について~

 

テキストの中では多くの文法用語が出てきます。例えば「目的格の関係代名詞」「従属接続詞」など。これらは見ただけで、いかにも難しそうでアレルギーが出てきそうですね。これらは文法の仕組みを日本語で説明するために付けられたコトバです。こういうものの定義を真面目に覚えようとするとなんだか英語の勉強が嫌になってくるかもしれません。

 

これらについては「だいたいこういうものか」「なんとなくこういうイメージか」程度の理解で構わないと思います。将来英語の教師になるなら必要ですが、基本的には用語自体はそれほど気にしなくても良いと思います。

 

 

オススメの総合参考書~

 

個人的には学研が出しているニューコースのシリーズがおすすめです。問題集も一緒に市販されています。イラストも多く、見やすく、分りやすい。

 

 

単語集~

 

旺文社より出ているターゲットシリーズ、「中学英単語ターゲット1800」

 

 

 

 

英会話習得のためには中学英語の文法、単語のマスターは必須ですので、よい教材でたのしく勉強しましょう。